山梨大学 村松研究

作品紹介

A study of tangible G ―触知するために…Gravity―(G. との邂逅)
1980年3月 | 第29回東京藝術大学卒業制作展 | 東京都美術館(東京・上野)
材質:ステンレススチールパイプ 寸法:W130×D130×H130㎝

「スフェリコン」の構造は、2つ合わさった半円錐が180°回転するごとに交互に支点を換え、左右に半回転ずつしながら進んでいくものである。この作品では、接地する半円2つをL字型のアングルで直交するように一筆描きで繋いだ。このオブジェは、右の方向へ行くかと思えば角を支点にくるりと左に向き変え、交互に頂点を交替しながら、まるで酔漢の千鳥足を見ているようにゆったりと進んでいく。

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