山梨大学 村松研究

作品紹介

A study of tangible N ―触知するために…Nature―
2005年9月 | 第41回神奈川県美術展 | 神奈川県民ホールギャラリー(横浜・関内)
材質:ステンレススチールパイプ 寸法:W220×D120×H120㎝

平面上を滑らかに転がる立体としては、横倒しになった円筒形が連想される。これは、車輪やコロの原理と同じで、極めてあたりまえのことである。そこで、長軸・短軸比がそれぞれ異なる3種の楕円として切断し、真横から見たとき正円となるよう接合した。すると、別々の3種類の楕円がついたり離れたりしながら、ゆっくりと身を捩るように進んでいく不思議な錯覚を生み出した。

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