山梨大学 村松研究

作品紹介

A study of tangible K ―触知するために…Kineticism―
2008年4月 | 第58回モダンアート展 | 東京都美術館(東京・上野)
材質:ステンレススチールパイプ 寸法:W120×D120×H120㎝

楕円弧による等高重心立体の新しい形態の可能性を追求した作品。「スフェリコン」の構造において、接地線が対向する回転の支点から支点に至る場合、円錐の側面上どの位置においても重心の移動はない。この作品では、半円の仮想接地線から上下30°の角度で円錐側面を通る2本の楕円弧を実際の接地線とした。全体の形状は、櫛形に切ったレモンを直角に組み合わせたようなフォルムになっている。

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